昨年、公明区議団高橋議員が東京弁護士会の方々と面談し、犯罪被害者等支援には生活支援が必要不可欠であるため、自治体として支援の条例制定をとのご要望を頂きました。
早速、東京都や他区の取り組み状況を調査。昨年の6月、高橋議員が、本会議の一般質問で犯罪被害者等支援について取り上げました。相談窓口の設置、専門相談員の育成。家事支援や育児支援、配食サービスなどの既存の制度を活用した犯罪被害者等への生活支援。その為の根拠となる条例制定を提案しました。
高際区長はご自身が法テラスで犯罪被害者支援の責任者として支援業務に携わってこられた事に触れられ、高橋議員の質問に対し検討すると答弁されました。
その後、関係団体との意見交換会を開催し意見聴取。あり方検討会を経て、本年7月に豊島区犯罪被害者等支援条例が制定されました。豊島区の条例には、全国にも例のない犯罪等の予防が明記されています。
それを記念した本日のシンポジウムでは、関東交通犯罪遺族の会の松永拓也副代表理事による記念講演、パネルディスカッション等が行われました。誰もが安心して暮らせる地域をつくって参ります。

