3月19日(火曜)にセミナーおよびキックオフミーティングを開催します!
豊島区では、3月19日(火曜)に豊島区役所1階としまセンタースクエアにて、男性育児支援に関するセミナーおよびキックオフミーティングを開催します。
男性の育児休業取得率の政府目標が大幅に引き上げられるなど、男性の育児参加が推進される一方、男性の「産後うつ」が課題となっています。背景には、男性が育児知識を得る機会が少ないことや、男性が育児に関してまわりに助けてと言いづらい状況があると考えます。そこで、豊島区では妊娠期から男性の育児知識を増やし、助けを求められる力を向上させる取組を実施し、男女ともに安心して子育てできる環境を整備するため、令和5年12月より、「妊娠期からの男性育児支援」プロジェクトを開始しました。
令和6年2月には、区内の2歳未満の子を養育する男性を対象に、育児支援に関する実態把握を目的としたアンケート調査を実施し、1,561件(回収率47.9%)の回答を得ることができました。そのような中で、これまでの男性への育児支援活動では、区や民間支援団体が個々で活動をしていたことから、当事者に情報が届きにくい、連携した活動が行われていないなどの課題が指摘されています。
そこで今回は、こうした課題解決に向け、本事業の受託者である一般社団法人Daddy Support協会代表 平野翔大氏(産婦人科医・医療ジャーナリスト)による、セミナーを開催します。育児休業取得状況や精神的負担を感じる男性の割合など、2月実施の調査結果(速報値)について触れ、そこから見える課題や考察について男性育児支援の必要性について発信する同団体の知見を踏まえたお話をしていただきます。