8/29(日曜)発達障害のパートナーとのコミュニケーションに悩む方へ向けた講座
「~共感が苦手なパートナーに悩むあなたに伝えたい~『笑顔のヒント』」の開催
―カサンドラ症候群はご存じですか―
令和3年8月18日
男女平等推進センター(エポック 10)では、8月29日(日曜)に発達障害(主にアスペルガー・ADHD)の家族がいることで起きる「カサンドラ症候群」の実体験の話と克服方法を紹介する講座「~共感が苦手なパートナーに悩むあなたに伝えたい~『笑顔のヒント』」を開催します。講師は、自身も発達障害の家族を持ち、カサンドラ症候群に悩んだ当事者である、メンタルコーチ・カウンセラーのジュンコ田中氏。カサンドラ症候群とは、発達障害の配偶者やパートナー、あるいは家族をもつ人が陥る、身体的・精神的に疲弊し、不安や抑うつといった症状等が出る状態のことです。
当センターの電話相談に、パートナーとの関わりで悩んでいる方が「もしかしたら、夫は発達障害かもしれません」とおっしゃる相談が寄せられていたことが、本講座を開催するきっかけとなりました。
本講座を通じ、発達障害の方の生きにくさや、その周りの方の苦労やストレス、多様性を理解することで、本人や家族がストレスと上手な付き合い方を身に着け、社会・環境づくりについて考える機会になればと思います。
区の担当者は「講師も最初はカサンドラ症候群を知らず、悩み、体調を崩してしまいましたが、コミュニケーションが苦手な方がいることや、カサンドラ症候群について知り、学ぶことによって、解決の仕方が変わり、本来の自分を取り戻すきっかけとなったそうです。コミュニケーションで悩んでいる方や、発達障害のご家族と暮らしている方、保育士の方や関心のある方にぜひ聞いてほしい講座です」と話しています。
日時
令和3年8月29日(日曜) 13:30~15:30
会場
男女平等推進センター(エポック10)研修室2
豊島区西池袋2-37-4 としま産業振興プラザ(3階)
講師
メンタルコーチ・カウンセラー ジュンコ田中 氏