区議会防災震災特別委員会の視察で、神戸市に向かいます。委員長は、公明党根岸議員で、委員として木下議員が参加します。平成7年1月17日の大震災から19年、4,571名の尊い生命が犠牲になりました。改め哀悼の誠を捧げ、わが町の防災・減災対策を学んで参ります。
神戸市は、人口153万人、東灘区、中央区、長田区等9区に別れており、震災被害者も東灘区1,470名、長田区921名から、北区13名、西区9名と海沿いの東灘区、灘区と長田区等大きな被害を受けました。
過去何度も、視察に伺っていますが、今度は危機管理センター、防災情報システム、高所カメラ、地域防災組織について、お勉強してきます。
神戸市役所は、地上30階の1号館は、震災前の平成元年8月。2号館は、5階建てで昭和32年築、震災では、6階フロアーがつぶれる被害を受けて平成8年に、大改修をして使用しています。今日伺った4号館(危機管理センター)は、平成24年春完成し9階建てで、最新のシステム導入し危機対応の拠点。1階は、本部会議室、2階は、オペレーター室。3階からは、消防本部、水道局があり、危機管理拠点として機能します。
神戸市の高所カメラは、昭和45年に設置し現在は6台設置し危機管理センターで様子が見ることができます。ズームは、最大86倍、標準35倍の実力があり、局地的豪雨や台風等の水害にも活用されます。最大86倍のデジタルカメラは海岸沿いの民間ビル、洋服のワールド社の屋上に設置されています。海岸部分は捉えることができますが、火災などの被害掌握はヘリコプターからの映像も含めて危機管理をされています。
災害対策本部は、災害基本法第23条により市区町村長が設置するもので、神戸市は、平成24年完成した4号館の危機管理センター1階に設置され、市長を本部長とする本部が置かれます。2階はオペレーターフロアーとして、自衛隊、気象庁、警察、消防からの専用回線・ホットラインを備え、「防災総合システム」による、職員の参集状況など、総合的なデーター入力、管理作業を行い、その画像を1階の災対本部に逐次アップデートされ、災対本部の指示を決定し、発信します。
職員参集状況
大型モニターは1Fの災対本部とリアルタイムで