No.772 2009/11/30(Mon) 16:02 |
|
11月19日 市電軌道敷き緑化等環境施策視察 |
|
|
公明議員団4名(木下、中島、辻、西山)で鹿児島市の市電軌道敷き緑化等環境施策について視察です。
鹿児島市議会事務局の平野さんの案内で市議会棟会議室に。事務局政務調査課長厚地さんのご挨拶のあと、公園緑化田邊技師から軌道敷緑化事業の説明を受けました。平成16年九州新幹線一部開業にともない、市電の緑化を開始、現在では市電総延長約15kmのうち約4kmの緑化が進みました。今後は平成23年までの3年間で約5kmを計画に取り組んでいる最中です。
今までの事業費総額5億2千万円のうち、新幹線開業に伴う国からの中心市街地活性化補助が約40%、新都市交通システム補助が三分の一という国からの補助があるもの、全事業費の約三分の二は鹿児島市の独自予算からの計上で進んでいます。年間の維持管理経費は約3千万円かかっています。
驚いたことに、先日、豊島区内の都電荒川線の軌道緑化事業を鹿児島市の公園緑化の技師が視察にこられたとのこです。
終戦後、中心市街地が90%戦災で焼失したところから、都市復興整備がはじまり、道路網の余裕ある整備がなされていたことが、今の軌道敷き緑化に繋がっています。さらに、市電の電線を昭和60年くらいから道路の中央部=センターポール式にかえたことも大きな条件のひとつになっています。
環境に配慮した施策展開のなかで、全国から多くの自治体が視察に訪れています。豊島区の緑化に生かしたいと思います。 |