R 6年決特 区民、福祉、衛生費自由質疑② 辻議員10月11日

敬老の日事業

○辻薫委員  よろしくお願いします。高齢者福祉の敬老の日事業について伺います。

まず、長寿のお祝いについてですが、事業概要とともに贈呈の、令和5年度の状況を教えてください。

○今井高齢者福祉課長  敬老の日事業につきましては、現在、77歳、88歳、喜寿、米寿の方、新100歳の方、101歳の方、最高齢の方ということで、区内の共通商品券をお渡しするというような形で実施をしております。

令和5年度につきましては、喜寿の方は2,287人、米寿の方は1,253人、新100歳の方が81人、101歳以上の方が141人、最高齢の方は1名ということになりますけれども、令和6年度、今年度につきましては、喜寿を迎える方が団塊の世代を迎えられたということで、今年度3,147人、米寿の方は1,165人、新100歳の方は95人、100歳以上の方は166人、最高齢の方は、今年度、111歳の方が1名ということになってございます。

○辻薫委員  それでは、金婚・ダイヤモンド婚につきましては、令和5年度で終了ということで聞いていますけれども、この点につきまして伺いたいと思います。

○今井高齢者福祉課長  金婚・ダイヤモンド婚のお祝いにつきましては、近年、結婚ですとか御家族の形態が変化しておりまして、未婚の方、また、御夫婦においても離別ですとか死別ですとか、また、事実婚など、様々な形態が多様化しているということで、人生をどのように送るかということの姿が多様化しているということで、敬老のお祝いということについては、公平性の観点から、年齢を基準としたものにしたいというふうに考えております。そのことで、昨年度での終了とさせていただいたものでございます。

○辻薫委員  なかなかそのことが、今度は対象となる方については伝わっていないということで、何でそういうのを終了してしまったという声があります。

私どもは、やはり金婚を迎えて、50年という長い間、御夫婦で一生懸命頑張ってこられて、そしてまた、60年へ向けて頑張ろうというような思いで、こういったお祝いを受けるということもあろうかと思います。

これまで、本当に豊島区を支え、そして、日本を支えていただいた高齢者の方々に、長寿のお祝いをするというところでは同じだというふうに思っていますので、これに代わるものを何か考えていただきたいなというふうに思いますけど、この点につきましてはいかがでしょうか。

○今井高齢者福祉課長  敬老のお祝いの在り方は、この事業、非常に古い事業でございまして、その時代、時代に応じて、形は変化しているものでございます。

今後も、敬老のお祝いということに関しては、社会通念ですとか、そういったものを考えながら、在り方は検討してまいりたいと思います。

また、高齢者クラブなどの団体の方からは、何か表彰制度のようなものができないかなども御提案いただいておりますので、そういったものも含めながら、検討を進めてまいりたいというふうに考えてございます。

○辻薫委員  ぜひともよろしくお願いしたいと思います。大事に、高齢者の方を支えていくという思いでやっていただきたいと思います。

以上でございます。