2003・6・24

小倉秀雄代表質問

「21世紀・新たな旅立ちに きらり光る区政を」
私は、公明党豊島区議団を代表して「21世紀・新たな旅立ちに きらり光る区政を」
と題して一般質問をいたします。
本年四月二十七日、21世紀に入って初めての区長選・区議選が施行され、高野区長
には圧倒的勝利で再選されました。そして、区議会議員も、新人の方、9名を含め、3
8名の陣列が整いました。私ども公明党も、昨年来の不幸な出来事を見事乗り越えて、
新人、2名を加え、8名全員が当選させていただきました。支持者の皆様に心からの感
謝を申し上げるとともに、高野区政を支える与党として、新たなる決意の下に、財政再
建を始めとして安心安全の街づくり、教育・福祉の充実のために全力を傾注して区政に
取り組んでまいりますことをまずもって表明するものであります。
さて、高野区長は、就任挨拶の中で、2期目のキーワードを「未来・信頼・ふれあい」
とし、将来をしっかりと見据えた施策の展開、「開かれた区政」のさらなる徹底による
信頼度高い区政の実現、心のかよいあう新しいコミュニティづくりに努めます。とのべ
られております。そこで、朗らかな「赤毛のアン」を著したカナダの作家、モンゴメリ
は、「理想のない人生は虚しい営みでしかない。理想があるこそ、人生は偉大ですばら
しいものになる」との言葉を贈ります。私も物事に望むにあたり、自分自身の理念・信
念を持つことは重要なことであると思います。全ての行動の根底にまた、政策を立案す
る際にもバックボーンとなる指針に貫かれていることが肝要であるからです。私も、議
長として、本年の新年会等で一貫として「鉄腕アトム」の話しをしてまいりましたが、
これは、単に気を衒ってのことではなく、「鉄腕アトム」を通して、手塚治虫氏の時代
に対する先見性と、区政の中に「心こそ大切なれ」の視点を決して忘れてはならないと
の決意と誓いを、自分自身に言い聞かせるために、語りつづけたことを申し添えておき
ます。
さて、21世紀・新たな旅立ちに きらり光る区政実現のために、現在、豊島区が抱
えている諸課題と、豊島未来都市像を確立させる観点から順次質問をしてまいります。
質問の第一は、財政再建についてであります。
高野区長は、平成16年度までには、財政再建を成し遂げることを公約として掲げてお
り、その実現に向けて今日まで、徹底した行財政改革への取り組みと、新たな視点での
政策展開によって、財政再建への道筋をつけて一定の効果をあげ、平成15年度予算編
成時に基金の運用をすることなく編成するところまでたどりつきました。そして、平成
16年度の財政再建が形として見えてきた感がありますが、日本経済の先行き不透明、
長引く不況の嵐は収まらず、先に発表された、平成14年度、仮決算では、基金運用を
入れて辛うじて黒字決算という結果であり、まだまだ予断を許さない状態であります。
さらに、区長の所信表明にも、平成16年度以降においても、毎年、50億から80億
円規模の財源不足が見込まれているとされております。私は、昨年来から、財政再建に
向けて、本年が勝負の年であると強く認識しており、そのためには更なる行財政改革の
必要性を訴えるものでありますが、区長は、平成16年度に、財政再建に向けての取り
組みを、どのような決意で望んでおられるのか、まずお伺いいたします。またその実現
のためには、新たな財政再建計画の策定が不可欠となりますが、その具体的取り組みに
ついてお伺いいたします。
次に、行財政改革の一環として、区の行財政とりわけ、区財政と密接不可分の関係に
あると思われます、外郭団体についてお伺いいたします。
現在,区には、コミュニティ振興公社をはじめとして、土地開発公社、街づくり公社、
勤労福祉サービスセンター、社会福祉事業団、シルバー人材センター、そして健康審査
センターの7つの外郭団体が存在しております。それぞれの団体は、区政の補完的役割
や新たな区政執行上の必要性等から設立されて、今日に至っているものと捉えておりま
す。しかしながら,設立当初の時代背景と、今日的な時代の要請の違い、とりわけ区財
政の困難な状況等から、外郭団体のあり方も再検討の必要があるのでないかと強く思い
ます。誤解があるといけませんので、お断りしておきますが、再検討と申し上げたのは、
外郭団体を無くするとかと言うのではなく、必要なものはこれからでも、新規に設立す
る必要性がでてくると思いますが、この辺で、多面的、多角的な再検討、スクラップ&
ビルドが必要ではないかと考えます。
区におかれましても、平成13・14年度の2年にわたり、外郭団体等検討委員会を
庁内に設け、検討結果をまとめられたとも伺っております。また、さかのぼって、平成
12年度には、外郭団体の包括外部監査を実施するなどの取り組みも高く評価するもの
であります。そこで、何点かの質問と提案をさせていただきます。
質問の第一は、外郭団体等検討委員会の検討結果の概略と、その結果、どのような成
果が得られたのかをお伺いいたします。
次に、外郭団体のプロパー職員の給与体系について伺います。基本的には、区の職員
の給与体系の横並び乃至は、準用していると聞いており、社会福祉事業団の給与は、旧
厚生省通知により、区職員と同等の給与体系とも伺っております。区職員の給与は、人
事委員会の給与勧告制度により、民間給与に準拠の原則があります。しかしながら、給
与勧告の基になる民間給与実態調査は、従業員規模100人以上の企業とも聞いており
ます。「豊島の統計」2002年版によりますと、区内の事業所数は、2万3685事
業所で、うち従業員100人以上は、317事業所、1・3%に過ぎません。区内の事
業所は、ほとんど零細企業であります。庶民感情からすれば、区で働く職員の給与は、
区内の民間と準拠すべきではないのかとの声が聞こえてきそうです。
そこで、外郭団体のプロパー職員の給与が、このような区職員の給与に横並びという
のは、大方の区民の納得が得られるのでしょうか。外郭団体のプロパー職員の給与のあ
り方についての区長の考え方をお伺いいたします。
次に,外郭団体を統合すべきであると強く要望いたします。区の外郭団体等検討委員
会の結論としては、統合という結果は出されていないように思いますが、なぜできない
のか不可解であります。国の「派遣法」の施行により、今後は、各団体への区職員の派
遣が少なくなるとのことで、その結果として、人事が滞留し、それぞれの団体が、固有
の職員を長年にわたって同一職場で雇用し続けることとなり、そのデメリットはないの
でしょうか。また、現在、各団体間でのプロパー、固有職員の交流制度はないのではな
いかと思います。その結果、同一職場、同ポストに長年在職するという弊害が云々され
るわけであります。稀な例とはいえ青森県の財団の事件は、記憶に新しいところであり、
決してあってはならないことだと思います。
群馬県太田市では、人事の滞留を排除し、効果的運営をめざし、幾つかの外郭団体
の人事交流を円滑にするために、「行政管理公社」を平成13年度に、発足させたと伺
っております。統合が全てではなく、その中で、事業部的組織が機能するとともに、人
事交流による人材の活用も促進されるものと思います。蛇足ではありますが、太田市で
は文化・芸術面でも先進的な取り組みを行うなど、学ぶべきことが多いと思われます。
さて、具体的な提案をさせていただきます。この際、思い切って、外郭団体の統合を
図るべきであると提案いたします。全てを纏めて一つとはいかないと思いますが、同種
のものを、徐々に統合してはいかがでしょうか。手始めに、コミュニティ振興公社と勤
労福祉サービスセンターの統合はできるのではないでしょうか。さらに、街づくり公社
とも統合は可能と思われますが、さらに、福祉関係団体についても、検討の余地がある
と思われます。統合から生まれる財産活用を図ることにより、新たな挑戦の仕掛けが可
能となるものと期待がふくらむのではないでしょうか。
高野区長には、どうすれば実現可能となるのかとの決意と考えをお伺いいたします。
次に公共施設の再構築、区有財産の活用についてであります。
平成13年、10月、本部素案が提出され、区議会でも特別委員会を設置して、さまざ
まの観点から論議されましたが、これらの論議・意見を反映して修正案を区議選後にま
とめて発表されると聞き及んでおりましたが、未だ明らかにされておらず遅れているよ
うに思われます。
また、修正案の遅れは、新基本計画策定にも大きな影響を及ぼすことは必至でありま
すので、基本計画策定との整合性を図らなければいけないと考えるところから、基本計
画の策定についても併せて遅れるものと思われますが、現在の進捗状況と、修正案提出
の時期がいつ頃となるのかお伺いするとともに、本部素案以降の施設再構築に向けての
取り組みについてお伺いいたします。さらに、再構築・跡地有効活用の基本的考え方に
変更はないのかについてもお伺いいたします。
また、素案を審議するにあたり、多くの委員から、新庁舎建設を明確にしないでの再
構築、跡地有効活用の本格的な論議はできないとの意見が相次ぎました。そこで私は「こ
れだけ委員の皆様、そして区民が注目している新庁舎建設問題を重く受け止め、この機
会に庁内に新庁舎建設プロジェクトを立ち上げるべきである」との趣旨を提言しており
ますが、その後、庁内に新庁舎建設に向けての検討委員会を立ち上げたのか、まずお伺
いいたします。素案では、候補地として、時習小学校と日の出小学校跡地が挙がってお
りましたが、修正案には、一つに絞り込むこととなるわけですが、区としては、現在で
も素案での候補地に限定して検討しているのか、私は、時間や諸般の動きを捉えて、現
在の候補地だけに限定することなく、新たな視点での選択肢をも視野に入れて検討する
べきであると考えております。新たな選択肢の一つとして、造幣局が公社化された今日、
検討すべき価値があると考えます。いずれにいたしましても、将来に禍根を残さないよ
う慎重に検討して修正案に新庁舎建設についても、きちっと示すべきと考えますが、区
長の考えをお伺いいたします。さらに、庁舎建設基金が底をついている現在では、基金
活用は不可能な現状でありますので、新庁舎建設に向けては、民間活用も含めた大胆な
手法をも検討されることを強く望むものでありますが、区長の考えを併せてお聞かせ下
さい。
次に、池袋副都心の再生について何点かお伺いいたします。
高野区長は、常々豊島区を「文化の風薫る街」とすると発言されておりますが、そのた
めには、多くの来街者が来るための都市の基盤整備がきちっと整っていなければなりま
せん。そのためには、誰もが池袋に来て、楽しい街であり、回遊性があり、さらに、魅
力ある施設がなければ副都心としての機能を果たしているとは言えません。さだまさし
さんの「豊島未来へ」にも、東口のサンシャインと鬼子母神・染井吉野だけであり、西
口は謳われておりません。区長は、今年度中に「池袋副都心再生プラン」を策定すると
しておりますが、私は、当面、早急に取り組むべき課題の何点かについて質問いたしま
す。副都心池袋を確実のものとするためには、東西を結び来街者の回遊性を図る、東西
デッキの実現無くしては語れないと思います。長年の懸案事項でありますが、現実には、
検討すらされていないのではとの危惧を抱いておりますが、現状での東西デッキ構想の
進捗状況についてお伺いいたします。この東西デッキ構想は、将来の副都心池袋形成に
は欠かせない問題であり、いつまでも、たな晒しにしてはいけないと考えます。私は、
東西デッキ実現には、民間活力の導入なくしては実現を見ることは困難と考えますが、
区長は民間活力の導入についての考えをお聞かせ下さい。さらに西口一帯を面的に整備
して広くて奥行き深い街に再生することが、副都心池袋としての再生に繋がるものであ
ると考えますが、西口および北口の建築物再整備の誘導策について、どのように捉え、
具体的に検討されておられるのかお伺いいたします。
さらに、東口グリーン大通りを中心とする、副都心池袋の商業活性化策も大変重要で
あります。区長は、路面電車を一つの突破口として打ち上げておられますが、実現不可
能とか花電車であるとのうがったご意見もありますが、私は、大風呂敷を広げて無責任
みたいに見えても、逆にそれを包み込めるだけの風呂敷つまり具体的な手法を用意すれ
ばいいわけでありまして、夢とロマンを追いつづけることは大事なことであります。高
野区長には、この際、東口グリーン大通りを中心にした街づくりを明確にすることによ
り、現在、池袋東口場外車券売り場設置を不許可の要請を経済産業省に、行政、区議会
そして、広範な区民とで展開している問題についても、豊島区が、明るい環境に配慮し
た街づくりを進めることを発表するならば、経済産業省も不許可に決断を下せる判断基
準となると考えます。区長も、場外車券場予定地を含め、区庁舎や別館など周辺地域の
将来ビジョンを示したいと決意を述べておりますが、私も、同感であります。そこで、
グリーン大通りを中心とした、商業活性化策における都市計画としての手法を検討され
ているのか区長の考えをお聞かせ下さい。
次に住宅対策についてであります。
私は、豊島区独自の住宅政策を展開するためには、住宅基金の必要性を、平成6年に提
言しておりますが、やっと、平成15年度予算に、3500万円が積み立てられたこと
は評価するものであります。しかし、今回の基金積み立額では、今後の住宅対策を展開
するにはあまりにも不充分であります。そこで、本区では、基金をどのように運用活用
していくのかが大事な視点となりますが、基本的な考え方と主な使途についてお伺いい
たします。当然、今後の住宅対策にあたっては、基金の積み増しの必要性が問われるわ
けでありますが、今後、20年間で、必要経費をどのぐらいと見込んでいるのか、その
ためには基金の積み立ての目標額を定めて毎年、計画的に積み増しを図る必要性があり、
年間積み立て額の予定額を、立てていくべきであると考えますが、どのように考えてお
られるのかお伺いいたします。私は、最低、多くの基金積み立てをしている他区と同様
に、区営住宅の使用料から当該年度の維持管理経費を差し引いた金額を積み立てるべき
と考えますが、将来の住宅対策を本格的に取り組むために住宅基金の安定した積み立て
についての考えをお伺いいたします。
次に、公有地を有効活用した区民住宅、区営住宅の新規供給についてお伺いいたしま
す。
厳しい財政状況のもとで、今後、新たな区民住宅、区営住宅を供給していくためには、
これまで以上に、事業採算性やコストの軽減など、経営的視点を強化していく必要があ
ると考えております。
現在、区では、公共施設の再構築と区有財産の活用の検討が進められておりますが、
事業採算性の視点から、こうした公有地を有効に活用することにより、区営住宅や区民
住宅を効率的に供給することを検討すべきであります。土地さえあれば、区営住宅の場
合には建設費の4分の3、区民住宅の場合でも区が建設主体となる場合には、2分の1
が、国・都の補助があります。30年から 50年程度の長期で事業収支をみれば、住宅
の使用料収入で、建設費と維持管理費をまかない、財政に負担をかけずに運営すること
も可能であると考えます。
特に、区民住宅については、収益をあげることも可能であると考えます。その収益で
運営可能な範囲で区営住宅を併設すれば、まさにその団地については、独立採算の中で
区民住宅と区営住宅を運営することになるわけであります。
住宅の場合、公有地を単独で住宅として利用するだけでなく、容積率さえ許されるな
らば、福祉施設など、他の施設と合築することも容易であります。土地の有効活用とい
う観点からも、区有財産の活用の中で十分検討し、こうした独立採算による住宅供給に
ついて、新たな住宅マスタープラン、新基本計画に位置付けるべきであると思いますが、
区長の考えをお伺いいたします。
次に、環境問題についてお伺いいたします。
平成12年度に、清掃事業が区に移管され、3年が経過致しました。
本区では、清掃事業とりわけリサイクルへの取り組みは、移管以前から独自の豊島方
式をはじめパイロットプラン等、区民の皆様のご協力を得ながら、先進的に進めてまい
りましたことは高く評価するものであります。移管後も、新パイロットプランの構築、
定着を図りゴミ減量に取り組むとともに、学校をはじめ公共施設の生ゴミを別個収集し
て肥料を製作して、焼却炉で燃やす量の軽減に取り組まれており、評価するものであり
ます。
今、各自治体でも、ゴミを燃やさず、エネルギーや資源に変える積極的な取り組みが
行われております。
北九州市では、エコタウンで生ゴミから自然界に返すことができる、生分解性プラス
チックとなる実験が、最終段階に入ったといわれております。また、横須賀市では、生
ゴミからバイオガスを取りだし、自動車燃料とする研究が進み、15年度からゴミ収集
車に活用されております。さらに、「食品リサイクル法」の施行から2年が経過し、大
手食品会社を中心に独自の生ゴミ減量・リサイクルシステムを構築する企業が増えてい
ます。
ビール業界大手のキリンビールは、工場での副産物・廃棄物の再資源化100%を達
成しております。ビールの素となる麦の絞りかすなどは、主に飼料や肥料にして販売、
モルトかすの一部はキノコ栽培に、劣化した酵母菌は健康食品の原料にしている等、リ
サイクル化は徹底しています。
このように今後は、ゴミを燃やさずエネルギーや資源に変えていくことが、新しい環
境立国としての流となることは必至であります。特に、23区は、平成18年度には、
完全に一部事務組合からの独立を迫られております。そこで、本区でも生ゴミを燃やす
ことなく資源やエネルギーに変えることを視野に入れた検討を開始すべきであると考
えますが、今後の本区の清掃事業の取り組みについてお伺いいたします。
最後に、池袋本町の街づくりについてお伺いいたします。
池袋本町では、過去10年間、防災生活圏促進事業が実施され、JR用地の取得や防災
井戸の設置等の事業を地元協議会の皆様方と推進してまいりましたが、一昨年の一般質
問で私は、池袋本町での事業展開は、未だ途上であるところから、防災生活圏促進事業
の延伸を提案いたしましたが、本区では、15年度予算で、居住環境総合整備事業への
移行を図るべき予算計上されましたが、事業の継続性を図る上からいくつかの質問をい
たします。
まず居住環境総合整備事業への移行時期はいつとなのか。そして、防災生活圏促進事
業との事業内容の違いと比較はどうなるのか。そして、地区整備計画の中心となる事業
は何になるのかをお伺いいたします。
次に、私が提言しております、清掃車庫跡地活用による区営池袋本町2丁目住宅の立
替えについて質問いたします。まず、清掃車庫跡地の取得交渉は現在どうなっているの
か。さらに、2丁目区営住宅の立替えのスケジュールについてはどうなっているのかを
伺うとともに、提言しているとおり立替えの際、期限付き区営住宅を併設すべきである
と重ねて要望いたしますが、併せてお伺いいたします。
次に、池袋本町防災広場を活用してのプレイパーク開設についてお伺いいたします。
プレイパーク計画は、地元協議会が、防災広場の活用方法を、真剣に協議して活用方法
や管理形態について決定した時期にいきなり持ちこまれた話しであります。地元では一
時混乱がありましたが、区のプレイパーク計画に理解を示し、協議に入った段階で、新
たな計画があたかも決定したかのように飛び込んで来てさらに、混乱を招いてしまった
わけでありますが、当分の間は、本区でのモデル的に取り組んでいる、プレイパークと
して活用することが決定した訳ですが、プレイパーク開設の準備状況と、また、区長の
提唱する「地域区民広場」として位置付けしていくのか、さらに、区長の言われる小中
一貫校として、この用地を活用するのか明確に示すべきであります。明確に示すことに
より、今日まで、地元協議会として真剣に取り組み論議を重ねてこられた方々に対して
も礼を尽くすこととなるからであります。そこで、今後の展開について区長は、どのよ
うに考えておられるのかをお伺いいたします。
最後に、下板橋周辺整備についてお伺いいたします。
下板橋駅両側の整備事業は、平成12年度から開始され、順調に進捗しておりましたが、
セブンイレブンの代替地問題で暗礁に乗り上げているとお聞きしておりますが、その後
の買収状況と今後の整備についてのスケジュールはどうなるのかお伺いいたします。
また、私は、下板橋駅周辺整備の際、駅の踏み切りを中心とした歩行者の安全確保の
観点から歩行者と車の分離を図るべきであると要望しておりますが、駅施設のバリアフ
リー化についてはどうなるのかも併せてお伺いいたします。
以上で私の一般質問を終わります.長い間のご清聴ありがとうございました。
小倉秀雄H15年6月2定原稿
7      03/06/26